東海道 吉原宿

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現在の静岡県富士市吉原に位置する「吉原宿」は、かつて東海道五十三次の14番目の宿場であった場所。元々は、現在のJR吉原駅付近にあったが、1639年(寛永16年)に発生した津波により甚大な被害を受け、内陸部(現・富士市依田原付近)に移転、1680年(延宝8年)8月に起きた津波により再度被害を受け、さらに内陸部である現在の吉原本町に移ったという経緯がある。

宿場町として、吉原には人足100人、伝馬100頭の常備が課せられたというが、二度の移転により町はそれほど裕福ではなかったため、近隣の村々の助けに依存していた。とはいえ、かつての吉原宿の中心(現・吉原商店街付近)には、本陣2、脇本陣3、旅籠が60軒あったという。

現在は、往時の雰囲気を今に伝える建物はほとんど残っていないものの、「吉原本宿 鯛屋旅館」をはじめとする数軒の建物に江戸の面影が残っているほか、商店街のそこかしこに、どこか懐かしくなるような昭和の香りが漂っている。

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Memo

吉原商店街の一角には、青春時代の15年間を富士市で過ごしたいかりや長介にちなんで名づけられた「長さん小路」がある。

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