全ての人々に美味しいラーメンを!

ムスリム、ベジタリアン全ての人々に美味しいラーメンを! 新横浜ラーメン博物館が新しい取り組みをスタート

 昨年度、新横浜ラーメン博物館を訪れた外国人客数がはじめて15万人を突破、昨年の7月より、宗教や思想により従来のラーメンを食べることのできない客に、肉類、魚類、アルコールを使用しないラーメン(グローバルスタンダードラーメン)の発売を開始した。また同時に海外からの客が日本に来て困っている様々な環境の整備として「無料Wi-Fiの導入」、「祈祷室の整備」、「メニューのピクトグラム(絵文字アイコン)化」などを実施。

 その結果、特に「グローバルスタンダードラーメン」はインドネシア、マレーシアからのムスリム観光客、そして欧米からのベジタリアン客から、多くの問い合わせ・利用があったという。店を訪れた客の声として一番多かったのは「ムスリムやベジタリアンの友達、お客さんを連れていくのに、これまで限られた場所しか行けなかったが、選択肢の幅が増えた。」という声。

 しかしながら、これらのラーメンは本来のラーメンとは見た目も味も異なったもの。日本の食文化としてのラーメンを世界に発信する新横浜ラーメン博物館としては、次のステップとして、肉類、魚類、アルコールを使用せず、見た目や味も従来のものに近付けるラーメンの開発に力を注いできたという。

【ムスリム・ベジタリアンに向けた新たなグローバルスタンダードラーメン】
 
 昨年7月、開発した「グローバルスタンダードラーメン」は単純に肉類、魚類、アルコール類を使用しないもの。ラーメン自体には満足してもらっているものの、せっかく来てもらうお客に従来のラーメンに近い味わいを肉類などを使わずに作ることはできないか?と考え、新たな取り組みを開始した。そして、今回は日本古来の和食や精進料理の技法に学び、乾燥させた野菜、大豆ミート、豆乳などを使用、見た目も味も従来のラーメンに迫るラーメンの開発に成功したという。

今回開発した、新たな「グローバルスタンダードラーメン」は以下の通り。

●フランス「NARUMI-IPPUDO」

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NARUMI-IPPUDO

メニュー名:「まさか・・・!」のコクと深み~ベジタリアンヌードル~ 880円
種別   :ビーガン(野菜のみ)
内容   :ドライトマト、玉ねぎ、セロリ、キノコ類、ニンジンなどを煮込んだスープを、昆布や乾燥ポルチーニ茸から旨味を抽出した「だし醤油」で割った究極のベジタリアンラーメン。従来のローストビーフの代わりにベイクドしたトマトをトッピング。油はオリーブオイルを使用。

●熊本「こむらさき」

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熊本「こむらさき」

メニュー名:野菜だけで作った王様ラーメン 900円
種別   :ビーガン(野菜のみ)
内容   :玉ねぎ、キャベツ、ジャガイモ、リンゴなどの野菜だしに豆乳などを加え、とんこつの味やコク、触感を表現。チャーシューは大豆ミートを使用し、見た目も通常のラーメンに近づけた。

【新横浜ラーメン博物館グローバルスタンダードラーメン】
現在、グローバルスタンダードラーメンを提供している店舗は9店舗中6店舗。ちなみに、新横浜ラーメン博物館のグローバルスタンダードラーメンはハラール対応ではなく、ムスリムフレンドリー対応。厨房や食器を分けてはいないという。

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タイからの僧侶団体
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インドネシアからのムスリム客
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