その手は桑名の焼き蛤

桑名の焼き蛤

三重県桑名は、江戸の頃より蛤(ハマグリ)の名産地。

その桑名に「食わない」をかけて「その手は桑名の焼き蛤」。

江戸時代の人は、洒落たシャレを考えたものだ。

十返舎一九の「東海道中膝栗毛」で、弥次さん・喜多さんも伊勢めぐりの際に桑名に立ち寄って焼き蛤を堪能している。

揖斐川、木曽川、長良川の集まる桑名は、川の水と伊勢湾の水が混じり合って栄養豊富な水域となり上質なハマグリが育つ。

ふくよかな甘みとたっぷりとした肉厚な身、旨味ほとばしる汁。

かつては枯れた松葉や松笠を燃やしながら、蛤を焼いたという。

「名物に旨いものなし」なんて話もあるが、桑名のハマグリにそれは当てはまらない。

三重のハマグリは、11月頃から冬、そして春にかけて出荷量が増え、旬を迎える。

栄養豊富、旨味たっぷり、健康にいいのみならず、美容にもいいというハマグリ。

「その手は桑名の~」なんて言わず、ぷりっぷりのハマグリを味わいに、桑名に出かけて見てはいかが?

撮影場所

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