スピード オットセイ

スピード オットセイ

北海道民の方や、北海道によく遊びに行く方にとっては至極当然というか、特に感動する事ではないのだが、北海道では60キロメートルの距離を車で走って、60分で到着してしまうことがざらにある。高速道路の話ではない。一般道の話だ。もちろん、沿岸部の、子供やお年寄りが多い道や、札幌や旭川、函館などの市街地を通る場合、冬場などはその限りではないのだが、車や人、信号や渋滞が少なくて、道はまっすぐ、天気も見晴らしもよく、どこまでも快適な状態が何キロにもわたって続いているような道路では、一般道であるにもかかわらず、制限速度の時速60キロメートルで走ると1時間後には60キロメートル離れた場所まで行けてしまったりするわけだ。

そんな快適な道が多い北海道では、飛ばす人が多いのもまた事実。実際、一度でも北海道の道を運転したことがある人ならば、車の流れに乗って走っていると制限速度+αになっている場合が多いことを知っているだろう。例えば、釧路と根室を結ぶ国道44号線は平均速度が時速78キロメートル前後、なんていうデータもあるとか。スピードが速い分、万が一でも何かあれば、重大な事故につながってしまう訳で、安全のためには決していいことではないのがわかっていても、ついつい飛ばしたくなってしまう。それが北海道の道であったりする。

今日の一枚は、飛ばしている時にもし見かけたら思わず「ふふふ」となって、スピードを緩めそうな標識(?)のある風景。北海道天塩郡遠別町を通る国道232号線で見かけたラッピングされたホールクロップサイレージの列に描かれたオットセイの絵と標語だ。後ろにころんと転がってしまったのか、牛さんに食べられてしまったのか、「イ」がないのはご愛嬌。何はともあれ、何事もなく無事に家や会社、目的地に着くのが一番。道民の方もそうでない方も、今日も一日安全運転で。

撮影場所

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