千里浜の夕日

千里浜の夕日

鼻の中をすぅっと抜けて、全身に染みわたっていくような澄んだ空気の中、清々しい秋の空が茜色に染まり、海の向こうに夕日が沈んでいく。

ここは、石川県の能登半島西部、石川県羽咋郡宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町まで約8キロメートルに渡って続く千里浜。車で走ることのできる砂浜として有名な千里浜だが、夕日の名所としても知られている。夏の間は海水浴客で賑わった砂浜も、秋には穏やかな風が流れ、それでも昼間は、この車で走れる珍しい砂浜を目指して遠方からやってきた観光客などで多少賑わいをみせるが、全天がオレンジ色に輝くこの時間帯には、皆思い思いに砂浜に立ったり、座ったり、ゆっくりのんびりと歩きながら、つかの間の絶景を静かに堪能する。

その、潔いまでに飾り気のないストレートな美しさは、なにも遮るもののないままに目に飛び込んでくる。それは水晶体を輝かせ、消えない煌めきを脳へと送り込んでくるのだ。

千里浜で見る夕日

通常、砂浜で夕日を眺めようと思ったら、秋から冬には少々寒いのを我慢してでも、外で眺めなくてはならないが、車で乗り入れることができるこの千里浜では、車に乗ったまま、美しい夕日を眺めることができるのが魅力だ。寒い晩秋から冬の季節でも車の中でぽかぽかと温かに、海の向こうに沈みゆく夕日をゆっくりと眺めることができる贅沢。天候に恵まれさえすれば、その夕日の思い出は、あなたの人生で10本の指に入るほどの素晴らしいものになるに違いない。

関連リンク:千里浜なぎさドライブウェイへのアクセス

撮影場所

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