雲見温泉

雲見温泉から見る夕日

東京から車で約3時間半、伊豆半島の先端西側、静岡県賀茂郡松崎町にある雲見は、家庭的な旅館や民宿が集まる温泉街。アクセスは決して至便というわけではないが、かえって町は長閑でほっとする雰囲気に包まれており、お湯の良さや新鮮な海産物、晴れていれば富士山も見える絶景などに惹かれ、何度も訪れるリピーターも少なくない隠れ家的温泉地だ。

そんな雲見の温泉街から少し北に行った海岸にあるのが、雲見赤井浜の露天風呂。道路から十数メートルほど下がった場所にあるため、道をゆく車を気にすることなく、入り江の美しい風景を眺めながら無料の温泉を堪能することができる。足場の悪い道を下りなくてはならないこともあり、かつては知る人ぞ知る秘湯であったところで、もっぱら地元の人やダイバーらが楽しんでいたが、いつの頃からか口コミなどでその噂は広がり、今では人気の露天風呂となっている。

目の前の海で遊ぶこともできるので、温かい時期の休日の昼間などはかなり賑わっているが、それでも夕方になれば空いていることも多く、のんびりと贅沢な風景を独り占めしながら、温泉を楽しむことができる。

写真は、そんな雲見赤井浜の露天風呂から見た夕方の風景。お風呂の縁に腕をのせ、その上に顎を置いて、こんな風景を眺めながらぷかぷかお湯に浮いていると、それだけで一日の疲れもどこへやら。「幸せ」ってこういうことをいうのだろうな、とつくづく感じることの出来る場所なのだ。

Memo

露天風呂の湯温は低く、冬は冷たいので基本的には夏場の利用となる。

雲見温泉 伊勢エビまつり

9月20日~11月30日までの日程で、「雲見温泉 伊勢エビまつり」が開催されている。9月20日から解禁となる伊勢海老漁で水揚げされた新鮮ぷりぷりの伊勢エビをリーズナブルに楽しむことができるイベントで、基本料金プラス2,000円~のお手頃値段で伊勢海老料理を堪能することができる。春~夏にかけて産卵する伊勢えびは、秋が深まるにつれて大きくなって味ものり、旬を迎える。料理は、伊勢えびの活き造り、鬼殻焼き、ボイルの中から希望により選択可。伊勢海老まつりを実施している宿泊施設の予約は雲見観光協会へ。TEL:0558-45-0844

撮影場所

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