梓川と横尾大橋

梓川と横尾大橋
梓川と横尾大橋

槍ヶ岳の雪解け水を集めて流れる梓川は、上高地で大正池へ注ぎ込む。水は夏でも冷たく清らかで、涼を湛えながら、上高地を訪れるハイカーや登山者に癒しを与える。

その梓川にかかる横尾大橋は、橋としては何の変哲もない吊り橋だが、この横尾を訪れる登山者には大きな意味を持つ。穂高や槍から下りてきた登山者にとっては、ようやくほっとできる下界への入り口、そしてこれから涸沢方面へと登っていく登山者には、のんびりとした散策から、登山へと気持ちを切り替える入り口なのだ。

橋の入り口にも、「ここから先は登山エリアです」「ヘッドランプ、雨具、地図などの登山準備のない方の入山は控えるように」などと注意書きが書いてある。時には数十キロにも及ぶ大きな荷物を担いだ登山者らが橋のそばで靴ひもを確認したり、記念撮影をしたりした後、気持ちを引き締めて山へ向かっていく。川べりを歩いたり、ガレ場、雪渓を上ったりしながら、横尾から涸沢まで約3時間半の道のりだ。

撮影場所

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