ユキノシタ

ユキノシタ

東京の西側の山間部、奥多摩町大丹波の川沿いで見かけたユキノシタの花。

5弁の花のうち、上の3枚が濃い紅色の斑点がある小さなピンク色、下の2枚が細長い白色という独特の形をしているユキノシタは、日陰の湿った場所を好んで咲く多年草の花。その愛らしい形は、見かけると思わず、じっと観察してしまうような不思議な魅力がある。その名の由来は諸説あるが、雪が上に積もっても、その下には緑色をした葉があることから、とも。

葉を天ぷらにして食べるほか、乾燥させた葉や茎が、昔から解熱、解毒、火傷、凍傷などに用いられてきた。葉のしぼり汁は、虫刺されや、かぶれ、中耳炎などにも効くという。見た目にかわいらしいだけでなく、薬効もあり、食べることもできるという、なんとも万能な植物でもあるのだ。

撮影場所

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