足利学校 庫裡

足利学校

栃木県足利市にある足利学校は、平安時代(832年・天長9年)頃、または鎌倉時代(建久年間・1190~1199)頃に創設されたといわれる学校で、日本最古の学校の一つ。

学校の入り口である入徳門、さらに1668年(寛文8年)築の学校門をくぐると、面積約8,500平方メートルの敷地に、方丈、杏壇門、孔子廟、書院、庫裡、衆寮、木小屋、土蔵、収蔵庫などの建物が点在している。緑の多い敷地内に建つ立派な茅葺の建物。風通しも良く、気持ちよく学べたであろうことが推測できる環境だ。往時は、全国から3千人を超える生徒が集まり、論語をはじめとする様々な学問を学んでいた。16世紀前半には、ザビエルが「日本国中最も大にして最も有名なる坂東の大学」と記し、海外にも紹介されているほどだ。

写真は、そんな足利学校の建物の一つ「庫裡」の表側の一枚。「庫裡」と書いて「くり」と読む。庫裡は、寺院などの台所や竈(かまど)のある建物の事で、足利学校の庫裡は、竃がある土間に、板敷の台所、さらに畳敷きの部屋がつながっており、その奥には湯殿などもあって、主に、足利学校の校長にあたる「庠主(しょうしゅ)」や学生の日々の生活の場として用いられていたという。

足利学校ヘは、JR両毛線の「足利駅」より徒歩で約10分。または、東武伊勢崎線の「足利市駅」から徒歩約15分。車の場合は、北関東自動車道足利ICから15分ほどで到着する。

撮影場所

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