新座市役所から見る富士山 関東の富士見百景

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 埼玉県南部にある新座市は人口約16万2千人の町。市のほぼ全域が武蔵野台地に位置しており、1655年(承応4年)に、玉川上水から分水する形で作られた野火止用水の清らかな流れが市のほぼ真ん中を斜めに貫いている。その野火止用水の南東には、秋の紅葉の美しさで有名な、臨済宗妙心寺派の寺院「平林寺」があり、およそ13万坪という広大な境内の大部分を占める境内林は、武蔵野の面影を残す雑木林として、昭和43年(1968年)に国の天然記念物に指定されている。

秋の平林寺 | 冬の平林寺

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平林寺総門

 その平林寺の境内の東に、新座市の行政の中心、新座市役所がある。市役所の建物は8階建ての小さなものだが、目の前に平林寺の境内林が広がっていることもあり、眺望が良いことで知られている。何より、その窓からは富士山が見え、「新座市役所本庁舎8階ラウンジ」として2005年(平成17年)に、国土交通省関東地方整備局が主催して選定した、富士山への良好な眺望が得られる128景233地点「関東富士見百景」の一つに選ばれているのだ。

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広大な平林寺境内林の向こうに見える富士山。手前のシルエットの濃い山は高尾山だ。

新座市役所と展望ラウンジへのアクセス

 新座市役所へは、JR武蔵野線「新座駅」から徒歩で20分ほどかかる。国道254号線を南東方向に歩き、ニトリ新座店の角を右折すると、野火止用水の流れる道に出るので、天気の良い日にはクヌギやミズナラの生える道をのんびりと行くのもおすすめ。ただ、国道254号線は交通量も多く、あまり歩くのに楽しい道ではないので、バスでアクセスするのもいいだろう。バスの場合は、JR新座駅から西武バス「大泉学園行」または「東久留米駅行」に乗り、新座市役所で下車すぐだ。そのほか、東武東上線志木駅・朝霞台駅、西武池袋線東久留米駅・ひばりヶ丘駅・大泉学園駅からバスが出ている。新座市役所交通案内

市役所に着いたら、エレベーターで8階へ。「8階ラウンジ」という案内はわかりやすい所に見当たらないので、本庁舎を入って正面の受付で聞くのが早い。「8階ラウンジ」はエレベーター8階で下りてすぐ左手にある。

秋の平林寺 | 冬の平林寺

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