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明治時代に築かれた日本建築の大豪邸 北方文化博物館

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JR新潟駅から車で約25分、新潟市江南区沢海にある北方文化博物館は、新潟県下でも1、2位を争う大地主であった伊藤家の邸宅と庭を基に、戦後に開館した博物館だ。

伊藤家は、1756年(宝暦6年)に、一町二反九畝二十九歩(約13,000平米)の田畑を与えられて分家した初代文吉から、代を重ねて豪商となり、ついには新潟県下でも最大規模を誇る地主となった家柄。その伊藤家の五代・文吉が約8年の年月をかけ、1889年(明治22年)に完成した大邸宅および庭が一般に公開されており、250余年の歴史を持つ伊藤家ゆかりの様々な品、各時代の最高級品の工芸品や装飾品から、当時の生活風景をうかがい知ることの出来る資料や写真などが展示してあるほか、大広間や茶の間、裏座敷、囲炉裏の間など、贅を凝らし、技を尽くして築かれた邸宅内を見学できる。

隣県の福島や山形、さらには秋田などからも買い付け運んだという材木やみかげ石を用いて、当代きっての大工たちが築き上げた邸宅は、美しくかつ完成度の高いもので、日本建築、木造建築に興味がある人は勿論、そうではない人にとっても、感心したり、息をのんだりするような大豪邸。また、6000点以上を所蔵するという国内および海外の幅広い美術工芸品、500点の書蹟、300点の考古資料、2500点の民俗・歴史資料、1500点の文献・図書など、膨大な数の所蔵品の一部が公開されており、美術品、工芸品などに興味がある人にもおすすめだ。

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32茶の間

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大広間

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刈羽民家

邸内には、新潟県下から移築された古民家も保存されており、江戸時代の農民の暮らしをうかがい知ることができる。刈羽民家は、柏崎市大沢の集落から移築されたもので、400年ほど前に築かれた建物。登録有形文化財に指定されている。

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21吉ヶ平民家

南蒲原郡下田村(現三条市)吉ヶ平から移築された建物。明治初期頃築。

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集古館

白壁と瓦の土蔵造りの建物。かつては飯米蔵として使われ、最盛期には二千俵にも上る米俵が積まれていたという。現在は、代々の当主達が集めた書や絵画、古美術品などが展示されている。

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三楽亭

三楽亭は珍しい正三角形をした茶室。1889年(明治22年)から2年をかけ、1891年(明治24年)に完成した建物。中央に菱形の部屋があり、その左右に正三角形の部屋がある。畳も独特の形をしているのがわかる。三楽亭は、内部に立ち入ることはできないが、ガラス窓越しに内部を見ることができる。

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