出口池

出口池 忍野八海

出口池は、国指定天然記念物「忍野八海」の八つの池のうちの一つ。 面積約1,467平方メートル、年平均水温12.5度。忍野八海の中で最大の大きさを誇る池だ。忍野村忍草の集落出口付近にある。

忍野八海めぐりの第一霊場として難陀竜王(なんだりゅうおう)を祀っている池で、かつて富士山に向かう富士講の信者や修行者はこの池の水で身を清め穢れを払ったといい、別名「精進池」または「清浄な霊水」とも呼ばれた。池の水は、池南端に露出する富士溶岩塊の下から湧水しており、池の下方1.5㎞のエリアでは岸壁溶岩一帯に湧水があり、この湧水は桂川に流れ出て冬でも凍ることなく、気温差のある冬の寒い日などに水蒸気のあがる様は壮観。

池のほとりには、「あめつちの ひらける時に うこきなき おやまのみつの 出口たうとき」と刻まれた石碑がある。他の七つの池と共に、昭和9年に「忍野八海」として、国の天然記念物に指定されている。忍野八海で特に有名な湧池とは少し離れた場所にあるので、人も少なくひっそりとしており、静寂の中揺らぐ水草と周囲の木々がほっとする。すぐ後ろの、池を見下ろす林の中に出口稲荷大明神の社がある。

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