金時

桜えび

「金時」蕎麦(そば)・富士駅

人が恋に落ちる瞬間。

あなたは、あまりの美味しさに身悶えたことがありますか?あまりの美味しさに言葉も出ず、ただただ惚けた顔をして、あまりの美味しさに背中に衝撃が走り、目が点になって、あまりの美味しさに「今誰が来ても、食べることを止められないだろうな」と思ったことがありますか?

人の脳みそはどれ程複雑に出来ていようとも、持っていかれる時はきっと一瞬。それはきっと光よりも早いのです。

JR東海道線「富士駅」から歩いて数分のこの店で運がよければあなたはそんな体験をすることになるでしょう。さくさくっと揚がった桜えび。あくまで油臭さは全くなく、軽やかに口の中でほろほろと崩れてゆく。そこに加わる小口葱の香りとしゃっきり感。そして、ふくよかな甘みと醤油の濃さがなんともいえないタレがかかったご飯が混ざり、口の中で天上の音楽のような絶妙なハーモニーを奏でる。その瞬間、頭の中は例えるならば、どこまでも続く菜の花畑。例えるならば、爽やかな風の吹き抜ける南の島の午後。えも言われぬ幸福感が脳幹に染み渡っていく。

本物には言葉は要りません。それはあるべくしてあり、取り込まれるべくして取り込まれる。身体の中に。心の中に。

桜えび・富士駅そば「金時」

「金時」は地元の人々で賑わう富士の蕎麦屋。創業80年。定番メニューのかつ皿を始め、数々の魅力的なメニューが並ぶ。桜えびの時期には「桜富士セット 1,450円」「桜えびまぶし丼セット 1,050円」「桜えびかきあげ天ざる 1,000円」などなどお値打ちながら、その味には思わず身悶えるような美味しさ溢れるメニューが人気。

桜えび・富士駅そば「金時」

桜ふぶきおろしソバ。ネーミングの妙もさることながら、その味わいもまた妙なるかな。

桜えび・富士駅そば「金時」

静岡ではんぺんと言えばこれ。名物黒はんぺんのしょうが焼き。

桜えび・富士駅そば「金時」

桜えびと葱とタレの三重奏。そこにわさびが加わって四重奏。ご飯の甘みで五重奏。ただただ幸せ。

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「金時」(きんとき)

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