平安の時代より京の表鬼門を護り続けてきたのが、東京の赤坂山王日枝神社や青森の日吉神社など全国に2000社以上(3800あまりとも)あるといわれる日吉神社(日枝神社・山王神社)の総社である「日吉大社」だ。創建は古く、712年に書かれた古事記には既に日吉神社の記述がある。794年の平安京遷都により、京の都から北東45度に当たるこの地は風水でいう鬼門に当たることとなり、爾来、京の表鬼門を護る神として人々に崇敬され、信仰されてきた。また、最澄が天台宗の総本山、比叡山延暦寺を建立した際、比叡山の地主神である日吉大社を延暦寺の守護神として崇敬したという。織田信長の時代、比叡山焼き討ちのあおりを受けて、境内の建物を焼失してしまうが、その後豊臣秀吉の庇護を受けて復興、この頃に再建された西本宮本殿、東本宮本殿並びに拝殿、楼門などの建物が現在も残っている。主祭神は大山咋神(東本宮)と大己貴神(西本宮)。現在でも方除け、厄除けの神として信仰されている。
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