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黒山三滝

黒山三滝

越生の山中に流れ落ちる三滝

水戸偕楽園、熱海梅園と共に関東三大梅林の一つと称され江戸時代からの行楽地であった「越生梅林」でその名を知られる越生(おごせ)は埼玉県のほぼ中央に位置する人口1万2千人ほどの町。東京の池袋駅を出発し、東武東上線、東武越生線と乗り継いで約1時間10分で、越生の町の玄関口、越生駅に着く。その越生駅からバスに乗り25分、さらに終点から15分ほど歩くとたどり着くのが黒山三滝だ。黒山三滝は「天狗滝」「男滝」「女滝」の3つからなる滝の総称で、それぞれ落差は20m、10m、5m。いずれもそれほど大きな滝ではないが、緑深い中、ひっそりと上品に流れ落ちる美しい滝だ。

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黒山三滝

バスを降りたその先にある黒山三滝へのゲート。田山花袋や野口雨情、佐佐木信綱など多くの文人に愛された「黒山鉱泉」もすぐそばにある。

黒山三滝

春から夏にかけては美しい緑が、秋ならば目にも鮮やかな紅葉が出迎えてくれる。

黒山三滝
黒山三滝

滝へ続く道の脇に立つお地蔵さん。

黒山三滝
黒山三滝

緩やかな傾斜の道をゆく。すぐ脇を流れるせせらぎの音が心地よい。真夏でも涼やかだ。

黒山三滝
黒山三滝

天狗滝

バス停から15分ほどだろうか。土産物屋などを眺めながらのんびり歩くと、ほどなくして一つ目の滝が現れる。落差20メートルの「天狗滝」だ。さらにその先に「男滝」と「女滝」が並ぶようにしてある。

黒山三滝
黒山三滝
黒山三滝
黒山三滝

男滝・女滝 

黒山三滝
黒山三滝黒山三滝

黒山三滝は、室町時代に霊場・修験者の修行の場として開かれたと伝えられ、信仰を集めた。毎年7月の第1日曜日には滝開きの行事が行われる。

黒山三滝
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Japan Web Magazine 編集部

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