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シルミチュー

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シルミチュー霊場~神の島・浜比嘉島の霊場

那覇空港から車で約70分、沖縄本島の東側に点在する与勝諸島の島の一つ「浜比嘉島」(はまひがしま・はまひがじま)は面積約2.9平方キロメートルの島。「神の島」として知られるこの浜比嘉島にある霊場・聖地が「シルミチュー(シルミチュー霊場)」です。

島の南東の比嘉集落の南端、ビーチのすぐわきにある階段を108段上っていくと現れる洞窟は、琉球開闢(かいびゃく)の祖神アマミチュー(アマミキヨ、アマミク)、シルミチュー(シネリキヨ)が居を構えた場所といわれ、「シルミチュー霊場」として信仰、参拝の場となっています。特に「子宝」に恵まれるといわれ、今や県内外から多くの女性が訪れます。

同じく浜比嘉島には「アマミチューの墓(アマミキヨの墓)」と呼ばれる場所があり、無病息災・子孫繁栄を祈願する場所となっています。(どちらも神聖な場所として、島の人々に大切にされている所です。テレビや雑誌で「パワースポット」「スピリチャル・スポット」として取り上げられたこともあり、人が多く訪れるようになったといいますが、地元の人々にとって非常に大切な場所であり、昔から守られてきた場所です。敬意をもって訪れましょう。)

シルミチュー
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年頭拝みでは、比嘉集落のノロ(祝女)が中心になり、砂浜から小石を一個拾って来て、洞穴内に安置されている壷に入れて拝む。洞窟内にある鍾乳石の陰石が子宝の授かる霊石として崇拝されています。

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