薬師寺

薬師寺

 

法相宗の大本山

奈良東大寺の西南、唐招提寺の南側に位置し、近鉄橿原線「西ノ京駅」から徒歩ですぐの場所にある寺が薬師寺だ。少し離れた位置からも、立派な仏塔が二つ目に飛び込んでくるのですぐわかるだろう。日暮れ間際の下からライトアップされて薄暮の中に浮かび上がる姿は特に印象的で美しく、薬師寺に足を運んだ事が無くとも、テレビや雑誌などで見かけたことがあるという方も少なくないに違いない。興福寺の五重塔や、東大寺の大仏殿と並ぶ、奈良の代表的な風景の一つとも言える光景だ。

薬師寺は、680年(天武天皇9年)、天武天皇の発願により飛鳥の藤原京に建立された。710年の平城京遷都の後、718年に現在の地に遷されて以来、ご本尊「薬師如来」を護る寺として今に続いている。南都七大寺の一つで興福寺と共に法相宗の大本山。1998年(平成10年)には、古都奈良の文化財の一部として世界遺産にも登録されている。

大講堂

   

金堂や西塔、中門、回廊などは薬師寺の名物管長と呼ばれた高田好胤の尽力によって再建されたものだ。


東塔

薬師寺境内において唯一奈良時代の姿を見せる五重塔。国宝。建築上の形式は三重塔で、間に見える屋根は裳階(もこし)と呼ばれる風雨から建物を保護するために付けられたもの。国内の江戸時代以前に作られた仏塔としては、東寺の五重塔興福寺の五重塔醍醐寺の五重塔に次ぎ、四番目の高さを誇る。

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薬師寺の西南側にある「大池」から薬師寺の東塔、西塔、金堂を見ることが出来る。天気がよければ、その後方に興福寺の五重塔と東大寺の大仏殿を見ることも可能だ。(注:薬師寺の東塔は2018年までの予定で解体修理が行われます。)

薬師寺

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