定義山の三角油揚げ

定義山の三角油揚げ

名物 三角油揚げ

三角形をした大ぶりの油揚げ「定義山の三角油揚げ(三角定義あぶらあげ)」は、宮城県仙台市青葉区にある西方寺(通称・定義如来、定義山、定義さん)の名物グルメだ。なぜ名物になっているかは、揚げたてのものを一口食べれば、即座にわかるだろう。かりかり、ふわふわ、あつあつ、じゅわーな食感と大豆の甘みたっぷりの味わいが口の中いっぱいに広がって、「油揚げってこんなにおいしいものだったのか!!」と、目を見開かされるような思いがするのだ。

どうして三角形?

なぜ油揚げがこの形になったのか。創業以来、一枚一枚丁寧に手揚げをしているという「定義とうふ店」によると、創業当初は丸い鍋を使用していたために、一度になるべくたくさん揚げられるようにとの工夫から、三角形になったとか。なるほど、確かに丸い鍋に四角形のものを何枚も並べて入れてはどうしても隙間ができてしまうが、三角形ならその隙間は小さくなる。

さて、行列が進み順番が来て注文後、少しして注文の品が出てきたら、ぱらぱらっと唐辛子を振って急いで出来立てを頂こう(やけどには気を付けて!)。かりかりとした外側の香ばしさ、べとついた油っぽさはなくあくまで食べやすい。中はふわりとしていて、肉厚でボリュームたっぷり、大豆のうまみを存分に感じられる三角油揚げは、一度食べれば、もう病み付きになる味なのだ。

Japan web magazine’s recommend

定義とうふ店

+-で地図を拡大縮小

周辺案内

西方寺(定義如来)(じょうぎにょらい・じょうげにょらいさいほうじ)

地元の人々には「定義如来」(じょうげにょらい)または「定義さん」として親しまれる浄土宗の寺院。開祖は平重盛の重臣・肥後守平貞能(さだよし)と伝えられ、壇ノ浦の戦いに敗れた後、この地まで落ち延びてきたという平家落人伝説が残る。貞能は名を改めて、定義とし、安徳天皇と平氏一門の冥福を祈って阿弥陀如来を安置したとされている。これが定義山の名の由来であり、阿弥陀如来も後に定義如来と呼ばれるようになった。縁結び、子宝、安産の祈願寺とされ、全国各地から参拝者が訪れる寺院だ。

Share