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定義如来

定義如来

定義如来・西方寺

「定義如来・西方寺」は、地元の人々には「定義如来」(じょうげにょらい)または「定義さん」として親しまれる浄土宗の寺院です。

開祖は平重盛の重臣・肥後守平貞能(さだよし)と伝えられ、壇ノ浦の戦いに敗れた後、この地まで落ち延びてきたという平家落人伝説が残っています。貞能は名を改めて「定義」とし、安徳天皇と平氏一門の冥福を祈って阿弥陀如来を安置したとされています。これが定義山の名の由来であり、阿弥陀如来も後に定義如来と呼ばれるようになったと伝えられています。

この定義如来は、中国伝来の秘仏で一生一度の大願を叶えるといわれ、日々沢山の人が訪れます。また、境内には安徳天皇の冥福を祈って遺品を埋めて墓標に2本のケヤキを植えたところ、やがて一本の木となった、と伝えられる天皇塚(連理の欅)と呼ばれる欅があり、「縁結びの神木」として信仰を集めています。子宝、安産の祈願寺ともされ、仙台はもとより宮城県内外から参拝者が訪れる寺院です。

定義如来
定義如来 西方寺 五重塔定義如来 西方寺 五重塔

1986年(昭和61年)10月6日に落慶した五重塔は宮城県内初の五重塔で、青森ヒバのみを用いて建立された。

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