鶴岡八幡宮2 ~鎌倉案内~

さて。こちらが二の鳥居です。りりしい顔してあっしの兄弟分が写っておりやすな。

鶴岡八幡宮
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もちろん反対側には相方が。この二匹は神奈川県で一番でかくてかわいいと評判だそうで。ま、でかさに関しては仕方ありやせんが、かわいさに関してはあっしの方が・・・もごもご。

ゴホン。気を取り直して。

鶴岡八幡宮

この二の鳥居から八幡様まで車道よりも一段高くなっている参道がつづいておりやす。葛段、もとい段葛というそうで。

両側の車道とは違い、小砂利と砂が敷き詰められた気持ちのよい道を車などを気にせずに歩けるってぇ寸法です。

鶴岡八幡宮
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ずずいっと段葛を進んでいきますと三の鳥居が見えてきやす。

鶴岡八幡宮

鳥居を中心に三方に伸びる横断歩道がいい感じでしょう。車で来た方も、車両が入れるのはここまで。後は歩かなくっちゃいけやせん。

鶴岡八幡宮

さて。三の鳥居をくぐると見えるのが有名な太鼓橋です。

横から見るとこんな感じ。橋の両側がそれぞれ源氏の池、平氏の池となっておりやす。

鶴岡八幡宮

以前はこの太鼓橋、渡れたんですがねぇ。今はご覧の通り柵が置いてあって渡ることはできやせん。

太鼓橋の脇を過ぎると参道です。参道には屋台が幾つか出ていて朝から働き者のおっちゃんがにこにこしながらソーセージを焼いてます。あっしはまだ食べたこと無いんですが、うまそうですねぇ。じゅる。

鶴岡八幡宮
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ね、おっちゃん楽しそうでしょ。素敵な笑顔です。

鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮

その先には参道と交差するような形で流鏑馬馬場が出てきやす。あの、馬に乗って矢を射る勇壮な神事が行われる場所でサ。毎年9月16日に行われるンですよ。鎌倉時代の衣装を身にまとった射手がさっそうと馬を走らせて的を射る。そりゃもう、迫力満点です。

鶴岡八幡宮
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程なく手水舎が左手に見えてまいりやす。ここで手水の作法をおさらい致しやしょうか。まず左手を清め、そして右手を清めやす。次にひしゃくから手に水を受け、口を清めやす。もう一度左手を清めたら最後にひしゃくを立てて、柄を清めやす。ご存知の方はご存知ですやね。もしご存じなかった方は次に神社にいらした際には是非最後にひしゃくの柄を清めるところまでしてみてくんなせぃ。

手と口を清めたら、向き直ったところにあるのが、舞殿でやす。ここはかの源義経の愛妾静御前が義経亡き後源頼朝に命令されて舞を舞ったといわれている所。義経を偲んで「吉野山みねのしら雪踏み分けていりにし人の跡ぞ悲しき」と詠みながら舞った為に頼朝の怒りを買い、自身の命を失うことになるという悲話が残っておりやす。が、実はこの舞殿で舞ってはいないという話。え?舞殿を見渡せるところにいるんだから、どっちか知ってるだろ!って?いえいえ、あっしはまだその頃修行中の身、ここにはまだおりませんもんで、真相は知らないんでやすよ。ご容赦を。でも、その頃にはまだ舞殿は建っていなかったと先輩がいってたので、静御前が舞ったのは本宮の回廊の方じゃないかと思っとりやすが・・・。

鶴岡八幡宮
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舞殿の先にあっしがいつも座っている場所がありやす。大銀杏さんの前ですね。そして大銀杏を左に見ながら大石段をあがっていくと本宮です。

鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮

中々登りごたえのある階段でやんすよ。

鶴岡八幡宮
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前回お話しした鳩の文字はこちらでやんす。

鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮
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こちらが鶴岡八幡宮本殿になりやす。八幡様では本宮または上宮と呼ばれておりやして、鶴岡八幡宮の中心として應神天皇・比賣神・神功皇后をお祀りしている所です。若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されているとか。さすがです。

お参りが終わったら、建物もよく見てみてください。素敵な装飾があちこちに施されているのがおわかりになると思いやす。

鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮

こちらには虎や龍がいやす。

ご存知の方もいると思いやすが、八幡様は元は鶴岡八幡宮寺というお寺でありやした。鎌倉様(源頼朝)の祖父のそのまた曽祖父に当たる源頼義公が石清水八幡宮護国寺から勧請、鶴岡若宮として奉ったのがはじまりでやす。その後頼朝公が鎌倉に幕府を開いた後、武家源氏の氏神として奉られ、鎌倉幕府崩壊後はいったん廃れたやしたが、江戸時代になってまた幕府の庇護を得て、現在よりもさらに大規模な寺社としてなったのでやす。ところが、明治時代に入り、廃仏毀釈の動きにより、仏典や仏像仏具などが散逸焼失、八幡宮寺は神社として再建存続、現在に至ると、こういうわけなんでして。おわかり頂けやしたでしょうか。一気にお話したらあっし喉が乾いてしまいやした。ちょっと失礼いたしやす。

ごくんごくん。

鶴岡八幡宮
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失礼いたしやした。さて、次は階段を下りて今度は頼朝公の旗上げに由来するといわれている旗上社に参りやしょうか。

鎌倉案内人近影

名前:コマ

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏前在住。長年にわたり鶴岡八幡宮を見てきた番人。もとい、番犬

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