小石川後楽園
初めて訪れた人は野球のメッカ「東京ドーム」の隣に、これほどまでに緑豊かな庭園があることに驚くだろう。
小石川後楽園は水戸藩二代目藩主「水戸黄門」光圀が完成させた水戸藩江戸上屋敷内の庭園。日本三名園である岡山の後楽園と区別して、「小石川後楽園」と呼ばれる。「後楽園」は現在では東京ドーム周辺一帯の地名として、人々に親しまれているが、この小石川後楽園がその名の由来である。池泉回遊式と呼ばれる、大きな池を中心に、橋や小川、小山に名石などを配し、それらを巡るように通路を設けた一般的な日本庭園の形式で造園されているが、各所に中国の名所の名前がつけられていて、多分に中国趣味の要素溢れる庭園になっている。「後楽園」という名も、光圀が明の儒学者から意見を聞き、「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という中国の教えから、武士の心得を現す言葉として名づけたと言われている。明治維新後は陸軍省に管轄が移り、戦後、都立の庭園となった。国の特別史跡および特別名勝に指定されている。
梅、枝垂桜、藤、額紫陽花、彼岸花、睡蓮、松、欅、蝋梅、ソメイヨシノ、サンシュユ、サトザクラ(ウコン)、つつじ、さつき、ノリウツギ、カキツバタ、花菖蒲、シャガ、ツワブキ、ハス、カヤ、タブノキ、椎の木、ヤブツバキ、ムクノキ、イロハモミジなど様々な樹木を見ることが出来る。
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小石川後楽園 (こいしかわこうらくえん) DATA