今や日本のみならず、世界的にも有名な観光地「日光」。一般的には徳川家康を祀った「東照宮」のイメージが強いが、その歴史は徳川時代よりもはるか昔、1200年以上前の奈良時代にさかのぼる。下野の国(栃木県)出身の僧「勝道上人」により782年(延暦元年)、二荒山(男体山)が開山され、四本龍寺(現在の輪王寺)が建立されたのがその起源と伝えられる。
日光(にっこう)という呼び名は元々は二荒(にこう)の音が変化したものといわれており、これは二荒山もしくは二荒神の二荒(ふたあら)から来ているという。この元の音は現在、「ふたあら」が「ふたら」となり神社や山の呼び名として残っている。
徳川三代将軍家光により、徳川家康を祀るために建立された。建立時に「いくら予算をかけてもよい」という命があったと伝えられるのも頷けるような豪華絢爛な作り。特に金、銀をはじめとした様々な色に彩られた「陽明門」は建立当時さぞ煌びやかであったろうことが今でも容易に想像できるほど。現在もきらきらと光り輝いている。
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「三猿」見ざる言わざる聞かざる。是世を平安に生きる極意なり。
四本竜寺として「勝道上人」によって中禅寺湖岸に建立され、江戸時代現在の場所に移されて、輪王寺という名になった。本殿を中心に、15の伽藍堂宇からなる。ご本尊は阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音の三体で、それゆえに本殿は三仏堂と呼ばれる。
男体山の神「大己貴命(オオナムチノミコト)」を祭神とする1200年以上もの歴史を持つ神社。境内には樹齢1000年を越える樹木が生い茂り森厳な空気に満ち満ちている。男体山(二荒山)の頂上に奥宮、中禅寺湖の北岸に中宮祠がある。
日光東照宮 DATA