無量光院跡

無量光院跡

極楽浄土の庭園

無量光院跡は奥州藤原氏の三代秀衡が京都の宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した寺院の跡。度重なる火事によって焼失し、現在は礎石や池の跡、土塁などが残るのみだが、周囲は東西約240メートル、南北約270メートル、面積約6.5ヘクタールと推定され、平阿弥陀堂の柱間や翼廊の左右など、本家の宇治平等院の規模を上回るほどの規模であったことが発掘調査で分かっている。

南北に長い建物は太陽が登る東の方向に向けて建てられており、東門、中島、そして本堂を結んだ線は、敷地の西側にそびえる金鶏山と直線で結ばれる。鳳凰が翼を広げ、その背後に後光がさすように、建物の向こうの山の稜線に沈む夕日の荘厳たる様子はまさに極楽浄土を体現したもので、浄土庭園の最高傑作といわれている。国の特別史跡に指定されており、2011年(平成23年)6月には「平泉 – 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録された。

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無量光院の復元図

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無量光院跡

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