奄美大島の言葉・習慣

奄美大島

いもーれ(ようこそ)奄美

鹿児島から南に380キロ、沖縄から北に300キロの場所にある奄美大島は、言葉も習慣も独自の文化圏を持っている。さらに同じ文化圏でありながらも、すぐそばにある近隣の島々ともまた微妙に異なっているという。戦後の集団就職や全国メディアの浸透で、それら独自の言葉や習慣も次第にすたれつつあるが、現在でもお年寄りの多くは島の言葉を話し、昔ながらの習慣を守っている。温かく優しい人が多いので、島に訪れる機会があったら色々な人々と話をしてみるのも島の経験として貴重なものになるだろう。島の言葉と習慣を少しご紹介しよう。

島言葉

なんとなく意味が推測できるものから、島外の人にはまるでちんぷんかんぷんのものまで。独特の音と語尾が印象的だ。一説には、これら奄美大島及び近隣諸島の言葉は、日本の昔の言葉が方言として残っているものと言われている。

島の習慣

奄美では祭事などの特別な行事はすべて旧暦で行われている。日本のほかの地域でも、祭り等は現在も旧暦にのっとって行われている所が多いが、特に奄美では徹底している。潮の満ち干きなど、月の力に寄って引き起こされる自然現象に、生活を委ねる部分の大きかった古代の人々の智慧と習慣が今も息づいているのだ。

名瀬市などの都市部ではだいぶすたれてしまったというが、都市部以外の地域では、共同作業や伝統行事等を集落の人々で助け合って行う精神が今も残っている。

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