竜神大吊橋

竜神大吊橋

竜の棲む谷に架かる橋

茨城県常陸太田市。美しい里山風景の広がる地域だ。田畑を潤し、人々の生活と共にある綺麗な水を湛えた小川があちこちに流れ、自然の香りが色めき立っている。生き生きした木々達は空を目指し、着飾った花達は今こそ我が世と咲き競う。春には桜が咲き、初夏には新緑が萌え、秋には紅葉の大変美しい場所だ。そんな地域の中でも一際、水の宿る地域、いわゆる「淵」や「瀬」と呼ばれる水の豊かで緑鬱蒼としている場所がある。「亀が淵」に代表される渓谷の滝つぼや川底が変化して出来たそのような場所、エリア一帯はその自然深く神秘的な様子から、古来より竜が棲むと伝えられてきた。文献を紐解けば、寛政年間に書かれた「美ち艸」(雨宮瑞亭著)や文化七年(1810年)に書かれた「八溝紀行」(入江正身著)にも記述が見られる。その場所を竜の神の棲む渓谷ということから「竜神峡」と呼びならわして畏れ敬い、また親しんできた。その「竜神峡」からほど近く、ダムによってせき止められて出来た竜神ダム湖にかかる橋が、総工費約30億円をかけ1994年に完成した竜神大吊橋だ。地上100メートル、長さ375メートルの本州最長の歩行者専用吊り橋。青空に向って屹立する竜の背中を想起させる主塔が印象的な橋だ。

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竜神大吊橋
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