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大宰府

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大宰府跡(大宰府政庁跡)

奈良時代から平安時代にかけて繁栄し、その権限の大きさゆえに「遠の朝廷(とおのみかど)」とも呼ばれた大宰府(太宰府)は九州の政治の中心であり、大陸や朝鮮半島との外交窓口であり、守りの要であった。その太宰府の中枢が「大宰府跡」として国の特別史跡にも指定されている大宰府跡(大宰府政庁跡・都府楼跡(とふろうあと)・都督府古址(ととくふこし))だ。広さは東西111.6m、南北211mで、7世紀の後半頃より九州全域(西海道9国(筑前、筑後、豊前、豊後、肥前、肥後、日向、薩摩、大隅)と三島(壱岐、対馬、多禰)に関わる行政・司法を管轄し、政治・儀式などが執り行われていた。瀬戸内海を荒し回った藤原純友の乱によって、941年に政庁の主な建物を焼失、その後再建されるものの、平安時代末期頃を境に衰退し、次第にその役割を終えたと見られている。万葉集を編纂したことで知られる歌人・大伴家持や、同じく歌人の山上憶良、学問の神様として知られる菅原道真ゆかりの地でもあり、多くの歌にも読まれている場所だ。

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