富岳風穴

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内部は、数メートルおきに設置された照明の為明るく、また足元も整備されており歩きやすい。とはいえ、凍っていたりする場所もあるので、ヒールや滑りやすい靴は危険なので気を付けて。
風穴内を進むとやがて、切り出した氷の壁が現れる。

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氷の透明感が美しい。所々、照明の光を反射してきらきらと煌めく。
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これらの氷は、昭和初期まで、夏場に関東一円に出荷され、大変重宝がられたという。削られてかき氷として食べられたり、物を冷やすのに使われたのだろうか。富士山の天然氷のかき氷はさぞ美味しかったことだろう。現在のものは、冬場に切りだして積み上げ、観賞用として手を入れられている。

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天井から滴る水が少しずつ凍りながら積み重なってできる氷筍。
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風穴内を奥へ進んでいくと、樹型溶岩とよばれるものが出てくる。これは、溶岩に飲み込まれた木々が、溶岩の中で燃えてしまい、その空間を残したまま溶岩が冷え固まって出来上がる複雑な形をした空洞。世界遺産にもなった船津や吉田の胎内樹型と同様のものだ。

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この貯蔵庫は、昭和30年代まで使われていたもので、蚕の場合、長野、埼玉、群馬などで飼育された蚕の繭玉の内生育良好なものをこの風穴に集め、成虫になってしまわないように生きている繭玉を冷暗貯蔵し、夏繭、秋繭として出荷していたという。

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