血の池地獄

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まさに血の色のようにも見える、酸化鉄を含んだ真っ赤な熱粘の池、それが「血の池地獄」。「万葉集」や「豊後国風土記」にも「赤湯泉」「赤池」などの記述がみられる「地獄」としては一番古いもの。

広さ1300平方メートル、深さ30m以上(泥の為に正確な深さは不明)、泉温78℃で、地下の高圧、高温化で生じた酸化鉄のほか、酸化マグネシウムなどを含んだ熱泥が噴出し、それが堆積して真っ赤な池となっている。昔から、沈殿したこの赤い熱泥を利用し、皮膚病薬(血ノ池軟膏)を製造したり、布や家の柱などの染色をしていたという。

血の池地獄は、1927年(昭和2年)に、高さ220メートルにまで達する大爆発を起こしているほか、明治から昭和初期にかけ、何度も爆発を起こしており、周囲にも被害をもたらした。現在は、池の撹拌を行い、爆発を防止している。血の池の源泉からひいた掛け流しの血の池足湯があり、皮膚の薬にもなる成分を含んだお湯をその場で体感できる。平成21年に国の名勝に指定されている。

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