吾妻小富士

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その名の通り、すり鉢型の火口部が、小ぶりな富士山を思い起こさせる吾妻小富士は、福島県福島市にそびえる標高1,707mの山。雄大な風景を見られることで知られる磐梯吾妻スカイライン(磐梯吾妻道路)の中でもハイライト的存在の山だ。本来の名前は「摺鉢山」というが、吾妻連峰の山であり、富士山に似た山容を持つことから、吾妻小富士と呼ばれ親しまれている。

標高1700メートルを超す山でありながら、標高1600メートルの浄土平まで車でアクセスできることから気軽に山頂部分まで行くことができ、駐車場から道路を横断し階段を15分ほど上ると、荒々しくも雄大な風景の火口壁部分まで到達できる。

火口は直径約500メートル。火口の外側には福島市街、天候が良ければ遠くに安達太良山、蔵王なども一望でき、360度の大パノラマを楽しみながらお鉢巡りをしても、1時間弱で駐車場へ戻ることが可能だ。

周囲にさえぎるものがなく、風が強い時には、身体を飛ばされそうになるほどの強風が吹き荒れることもあるので注意。

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「雪うさぎ」

雪解けの頃になると山肌にうさぎのような形で雪が残ることで知られ、地元では「吾妻の雪うさぎ」と呼ばれる。福島の町の人々に春の訪れを知らせる風物詩であり、農家の人々にとっては、種まきをする頃合いを教える存在で、「種まきうさぎ」とも呼ばれる。

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