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秋芳洞

秋芳洞

国内最大級の鍾乳洞

秋吉台の地下100メートル~200メートルほどの場所に広がる国内でも最大規模の鍾乳洞の一つ「秋芳洞」。

日本最大のカルスト台地・秋吉台は、およそ3億5千万年~2億3000万年前に、海底のサンゴ礁だった場所が、地殻変動や隆起などにより陸地化してカルスト台地となったもので、地中には400ほどの鍾乳洞が形成されていますが、その中の一つが秋芳洞です。地下水などで、長い年月掛けて浸食され、複雑な形状が作り上げられました。鍾乳洞内の総延長は、約11キロメートルを超えるという巨大なもの。(見学ルートは延長約1キロメートル。)

秋芳洞

秋芳洞へのアクセス

秋芳洞へは、秋芳洞案内所(秋芳洞正面入口)、黒谷案内所(黒谷)、秋吉台案内所(エレベーター)の3ヶ所から入ることができます。正面入り口と黒谷の高低差は約40メートルで、正面入り口から入ると「上り」、黒谷から入ると「下り」となります。

エレベーターを利用して「秋吉台案内所」から入ると、正面入り口から約700メートル、黒谷から約300メートル地点に着きます。体力や、時間などを考慮してどの入り口から入るかを決めるとよいでしょう。入り口がスロープ化されたことにより、車いすの方でも介護者が一人つけば、正面入り口から広庭まで観覧することが可能となっています。

秋芳洞内に棲む生き物

国内最大級の大きさを誇る鍾乳洞である秋芳洞内には、様々な生き物が暮らしています。キクガシラコウモリ、モモジロコウモリ、テングコウモリ、ユビナガコウモリなど6種のコウモリのほか、ヨコエビやガロアムシ、オオアカザトウムシ、アキヨシチビゴミムシ、アキヨシアゴザトウムシ、ホラアナナガコムシなどの珍しい生き物や、固有種が見られます。

秋芳洞 まとめ

特別天然記念物にも指定されている「秋芳洞(あきよしどう)」は、総延長11キロメートルを超える国内屈指の鍾乳洞。自然の力、地球の迫力を身近に感じることのできる、大人にも子供にもおすすめのスポットです。

鍾乳洞内の道は整備されてはいますが、滑りやすい場所など足場の悪い所もあるので、スニーカー等のしっかりした滑りにくい靴がおすすめ。また、外気温に関わらず、中は17度前後と半そででは肌寒いので夏場は一枚羽織るものがあると安心です。鍾乳洞の公開範囲は約1キロメートルほどで、所要時間はゆっくりと見学すると1時間前後です。

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Japan Web Magazine 編集部

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